更別村地域新エネルギービジョン(計画期間終了)
エネルギー問題と環境問題
日本では化石燃料がほとんど採れないことから、国産のエネルギー比率(自給率)は4%しかありません。海外に依存しているエネルギーは輸入が途絶えるなどの不安があります。
また、地球が長い年月をかけて蓄えてきた化石燃料などの資源には限りがあり、今のペースで使い続けると、《石油:41年 天然ガス:65年 石炭:155年 ウラン:85年》で枯渇すると予測されています。
限りある資源を大切に使うことが必要であり、石油代替エネルギーである新エネルギー(注1)の導入は重要な役割を担っています。
また、私たちは毎日の生活を守るためにエネルギーを安定して確保する必要があります。しかしながら、地球温暖化の大きな原因といわれる二酸化炭素(CO2)を抑えて、エネルギー問題と環境問題の両方を同時に克服していかなくてはなりません。
そこで、エネルギー消費と二酸化炭素の発生を抑えるために省エネルギーの推進と発電時に二酸化炭素を発生しないエネルギーや発生量の少ないエネルギーを活用することが必要になります。
新エネルギーは、そのようなエネルギーのひとつとして、エネルギー問題や環境問題の対策に有効なエネルギーです。
新エネルギーは、日本のエネルギー政策のひとつとして掲げられており、「新エネルギー資源」の利用が推進されています。
注1:新エネルギーとは自然の力(自然エネルギー)を利用したり、今まで使われずに捨てていたエネルギー(未利用エネルギー)を使ったりする地球環境に優しいエネルギーのことです。
(太陽光発電・熱利用、風力発電、バイオマス発電・熱利用、中小規模水力発電、地熱発電、温度差熱利用、雪氷熱利用、バイオマス燃料製造の10種類)
また、地球が長い年月をかけて蓄えてきた化石燃料などの資源には限りがあり、今のペースで使い続けると、《石油:41年 天然ガス:65年 石炭:155年 ウラン:85年》で枯渇すると予測されています。
限りある資源を大切に使うことが必要であり、石油代替エネルギーである新エネルギー(注1)の導入は重要な役割を担っています。
また、私たちは毎日の生活を守るためにエネルギーを安定して確保する必要があります。しかしながら、地球温暖化の大きな原因といわれる二酸化炭素(CO2)を抑えて、エネルギー問題と環境問題の両方を同時に克服していかなくてはなりません。
そこで、エネルギー消費と二酸化炭素の発生を抑えるために省エネルギーの推進と発電時に二酸化炭素を発生しないエネルギーや発生量の少ないエネルギーを活用することが必要になります。
新エネルギーは、そのようなエネルギーのひとつとして、エネルギー問題や環境問題の対策に有効なエネルギーです。
新エネルギーは、日本のエネルギー政策のひとつとして掲げられており、「新エネルギー資源」の利用が推進されています。
注1:新エネルギーとは自然の力(自然エネルギー)を利用したり、今まで使われずに捨てていたエネルギー(未利用エネルギー)を使ったりする地球環境に優しいエネルギーのことです。
(太陽光発電・熱利用、風力発電、バイオマス発電・熱利用、中小規模水力発電、地熱発電、温度差熱利用、雪氷熱利用、バイオマス燃料製造の10種類)
更別村地域新エネルギービジョン
更別村のエネルギー使用状況や存在する「新エネルギー資源」の調査を行い、将来の利用目標を定め「太陽とバイオのまち“さらべつ”」を基本方針とする「更別村地域新エネルギービジョン」を平成22年2月にNEDO(独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)の補助を受け策定しました。
更別村地域新エネルギービジョン報告書
- 平成21年度更別村地域新エネルギービジョン(PDF形式:13MB)
- 平成21年度更別村地域新エネルギービジョン(概要版)(PDF形式:1MB)
太陽光発電・熱利用
更別村は多日照地域に属することから無尽蔵に得ることのできる太陽光エネルギーが多く存在します。国の施策として太陽光発電は普及が強く推進されており、平成21年11月からは固定価格買い取り制度により、売電価格も上昇するなど、導入に向けた条件が整ってきています。設置に対する国の補助制度があり、更別村では独自の助成制度も設けていることから、今後はこれまで以上に積極的に普及を推進すべきエネルギーとしています。
バイオマス発電・熱利用
更別村は農業が基幹産業であり、畑作・酪農規模も大規模であることから、農業系・畜産系のバイオマスエネルギーが多く存在します。家畜ふん尿は堆肥化するなど現状では有効活用されており、費用対効果の面で十分な調査が必要になりますが、利用可能なエネルギーであることからも効果的な導入を検討し普及を図るべきエネルギーとしています。
バイオマス燃料製造
バイオマス燃料製造は、農業系バイオマスエネルギーと木質系バイオマスエネルギー、BDFの3タイプについて検討しています。森林面積が少ないことや費用対効果の側面から農業系、木質系のエネルギーについては将来的な技術革新などに期待し現状では利用方法を検討するエネルギーとしています。
BDFについては原料となる廃食油の量は少ないものの一般家庭から排出される廃食油の回収率を上げる取り組みを行うことで住民の環境に対する意識向上にも繋がることから、積極的に推進するエネルギーとしています。
更別村地域新エネルギービジョンの取組成果と今後の取組方針について
更別村では、「更別村地域新エネルギービジョン」(期間:平成21年度から令和2年度)を定め、環境問題やエネルギー問題に積極的に取り組み、更別村にとって有効な新エネルギーの活用を進めるとともに、二酸化炭素排出の削減目標(二酸化炭素排出削減目標:6.65%(2008年比較)2,911t-co2(年))を具体的に定めてその実現に取り組んできたところです。
この度、このビジョン計画期間が満了したことから、これまでの主な取り組み成果を報告するとともに、今後の村のエネルギー・環境問題等への取組方向を定めましたのでお知らせします。
この度、このビジョン計画期間が満了したことから、これまでの主な取り組み成果を報告するとともに、今後の村のエネルギー・環境問題等への取組方向を定めましたのでお知らせします。
更別村地域新エネルギービジョンにおける主な取組実績
公共施設への太陽光発電システムの導入、住宅等への太陽光発電システム導入促進のための補助の実施、太陽光発電所の誘致など、太陽光を活用したエネルギーの創出に取り組んだほか、民間事業者によるバイオディーゼル燃料の給油ステーションの設置、一部公用車へのバイオディーゼル燃料の導入、観光の拠点となる簡易宿泊施設等に木質ペレットバイオマスボイラーを設置するなどバイオマス資源の活用促進に努めました。詳しくはページ下部に添付の資料をご覧ください。
更別村の主な施設の自然エネルギーを活用した年間発電量等(目標達成状況)
令和元年度の太陽光による発電実績、バイオマス燃料活用実績の詳細につきましてはページ下部に添付の資料をご覧ください。
今後の村のエネルギー・環境問題等への取組方法
温暖化に象徴される環境破壊の影響が身近な生活の中で感じられる今日、更別村においても環境共生をふまえたまちづくりが引き続き重要な課題となっています。今後も、国や道のエネルギー・環境問題への対策を注視しつつ、必要に応じて連携しながら、更別村にとって有効な新エネルギーの活用を進めるとともに、二酸化炭素排出量削減に向け、村内の施設や住宅等への太陽発電システムの導入やバイオディーゼル燃料といったバイオマス資源の活用を進めていきます。
また、今後、更別村が行う事務及び事業、村施設等で二酸化炭素排出量削減に資する取り組みは、「第5期去更別村地球温暖化対策実行計画(令和3年度~令和7年度)」にその内容・目標を定め、管理・推進していきます。
また、今後、更別村が行う事務及び事業、村施設等で二酸化炭素排出量削減に資する取り組みは、「第5期去更別村地球温暖化対策実行計画(令和3年度~令和7年度)」にその内容・目標を定め、管理・推進していきます。
- 更別村地域新エネルギービジョンの取り組み結果と今後のエネルギー政策について(PDF形式:279KB)
このページの情報に関するお問い合わせ先
更別村 企画政策課 (更別村役場内)TEL:0155-52-2114FAX:0155-52-2812
更別村 企画政策課 (更別村役場内)TEL:0155-52-2114FAX:0155-52-2812